今後のコンサートスケジュールのご案内をしています。


[マリー・デュプレシ生誕200年記念]演奏会形式講座

「椿姫」を探る

 

2024年9月21日(土)14:00〜16:00

学園創立50周年記念ホール(東京都文京区大塚4-46-9)

主催:東邦音楽大学エクステンションセンター

A.デュマ作「椿姫」のモデルになった高級娼婦マリー・デュプレシ。彼女の生涯や、デュマの「椿姫」、ヴェルディの歌劇「椿姫」を演奏を取り入れながら探ります。

今回の演奏は、ヴェルディ「椿姫」序曲から終幕まで、ハイライトでお送りします。


ザハロワ&オシポワ バレエ夢の競演

 

2024年10月12日(土)17:00 開演 

 ベイシア文化ホール(群馬県民会館)大ホール(群馬県前橋市)

主催:前橋市/公益財団法人前橋市まちづくり公社

出演:スヴェトラーナ・ザハロワ(ボリショイ・バレエ団 プリンシパル)、ナタリア・オシポワ(英国ロイヤル・バレエ団  プリンシパル)、ウラジーミル・シクリャローフ(マリインスキー・バレエ団 プリンシパル)、パトリック・ド・バナ(フリーランス・ダンサー 振付家 本公演芸術監督)

成田達輝(ヴァイオリン)、伊藤悠貴(チェロ)、中村 愛(ハープ)

演目:

バ    レ    エ:瀕死の白鳥

     :Wind Gamesより

     :海賊

     :マノン より 寝室のパ・ド・ドゥ ほか

クラシック:G・フォーレ :シシリエンヌ op78

     :ドリーの庭 op-56-3(中村 愛編)

     :J.ブルクミュラー :ハープのためのロンドop.1  ほか



[フォーレ没後100年記念]

中村愛 伊藤悠貴 デュオ・リサイタル

オール・フォーレ・プログラム 

 

2024年11月4日(月・祝)14:00開演

浜離宮朝日ホール(東京都中央区)

主催:朝日新聞社/浜離宮朝日ホール

曲目:(デュオ)シシリエンヌ、セレナーデ、蝶々、幻想の水平線、アンダンテ(日本初演)、レクイエム全曲(中村愛編) 

(ハープ独奏)無言歌op.17-3(アッセルマン編)、ドリーの子守唄(カーン編)、ハープの為の初見試奏曲

チケット:一般¥4,500/U30¥2,000(全席指定・税込)

 

※小学校1年生〜18歳以下の方をご招待!

文化庁による「劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業」の取り組みとして上記の年齢の方をご招待します。

詳しくは下記のボタン「詳細・お申し込み」より公式ページをご覧ください。

 


新CD『カサノヴァ』発売!

ヨハン・デ・メイ:チェロ作品全集

〜ラフマニノフ生誕150年、プッチーニ没後100年に捧ぐ〜

 

オケ中での演奏の他、デ・メイ氏より献呈を受けた、《チェロとハープ、ウインド・オーケストラのための「月の光」》(ドビュッシー)、プッチーニ作曲・拙編 《チェロとハープのための歌劇『トスカ』より「人々の讃歌は高く上がり」》などが収録されています。

 

 

収録曲

1.《伊藤悠貴委嘱作品》エレジーとスケルツォ〈ラフマニノフへのオマージュ〉/J.デ・メイ

2. カサノヴァ/J.デ・メイ

3. 天上の天使(歌劇「修道女アンジェリカ」より)/G.プッチーニ=J.デ・メイ編

4. 人々の讃歌は高く上がり(歌劇「トスカ」より)/G.プッチーニ=中村愛編

5. 月の光/C.ドビュッシー=J.デ・メイ編

6. 妖精の踊り/D.ポッパー=J.デ・メイ編

 

発売:2024年5月18日(ワールドワイド)

演奏:伊藤悠貴(チェロ)、中村愛(ハープ)、ヨハン・デ・メイ指揮/九州管楽合奏団

レーベル:Amstel classics(アムステル・クラシックス)

ワールドワイド流通:Hal Leonard(ハル・レナード・コーポレーション)

協力:キングレコード株式会社

発行形態:CD

デジタル配信:Naxos(ナクソス)

 

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交響曲第1番《指輪物語》で一世を風靡した世界的巨匠ヨハン・デ・メイによる、待望の新アルバム!

ソリストにはデ・メイが絶大な信頼を寄せるチェリスト・伊藤悠貴とハーピスト・中村愛を迎え、「私の作品の中でも最も思い入れがある作品の一つ」とデ・メイが語る大作《カサノヴァ》や、伊藤の委嘱による新作《エレジーとスケルツォ:ラフマニノフへのオマージュ》の世界初録音、また海外でもデ・メイと共演を果たしている伊藤と中村がダブル・ソロを務める《月の光》(ドビュッシー/デ・メイ編)、超絶技巧曲《妖精の踊り》(ポッパー/デ・メイ編)他を収録。

ラフマニノフ生誕150年、プッチーニ没後100年に満を持して贈る、ヨハン・デ・メイ自作自演の決定盤です。

 

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私がチェロとウインド・オーケストラのために書いた全ての作品を網羅する最新アルバム「カサノヴァ」は、47年にわたる私のキャリアにおいて、間違いなく最高の録音です。 レコーディングは私が心から信頼するアーティストであり、良き友人でもある二人のスター・ソリスト、チェロ奏者・伊藤悠貴とハープ奏者・中村愛を迎え、私自身の指揮のもと行いました。 私のチェロ協奏曲《カサノヴァ》における伊藤悠貴の異次元の演奏は、音楽性、テクニックをはじめとする全ての側面で完璧であると言わざるを得ません。その演奏は、私が常に追い求めてきたドラマ性と精神性を真に体現しています。また、ソロ楽器としてのハープの持つ大いなる可能性に気付かせ、その手法の新たなステージへと導いてくれた輝かしいハーピスト・中村愛にスポットライトを当てた、本アルバムのドビュッシーとプッチーニを含む他の作品にも同様のことが言えるでしょう。更に、九州管楽合奏団の荘厳な演奏はアルバムを通して、素晴らしい彩りを添えてくれました。 心からお薦めしたいアルバムです。

ヨハン・デ・メイ

 

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My most recent CD CASANOVA (Amstel Classics 2024-01), which covers all my works for cello and wind orchestra, is by far the best recording I have ever made in my 47-year career. I had the pleasure of conducting and producing it with two star soloists, cellist Yuki Ito and harpist Megumi Nakamura, both of whom I fully trust as artists as well as loyal friends. Yuki Ito’s performance of my cello concerto CASANOVA is simply out of this world, it is absolute perfection in all aspects, musically and technically - it contains the perfect drama and emotion that I have always wanted to achieve. I can also say the same about the other works on the album including Debussy and Puccini, which feature brilliant harpist Megumi Nakamura, who has taken me to a completely new stage where I see much greater possibilities for the harp as solo instrument. Furthermore, the orchestral accompaniments by the Kyushu Wind Orchestra are sublime throughout the album. Highly recommended!

- Johan de Meij